悟空の大冒険
制作         虫プロダクション
プロデューサー   川畑 栄一
美術監督      藤本 四郎
作画監督      山本 繁
音響監督      鈴木 芳男
技術監督      土屋 旭
資料         三上 康雄
編集         松浦 典良
文芸         鈴木 良武
制作担当      富岡 厚司
現像          東洋現像所
音楽          宇野 誠一郎
録音 効果      アオイスタジオ
制作協力       アート・フレッシュ


総監督         杉井 ギサブロー


制作協力        フジテレビ
オープニング
スリー ツー ワン ゼロ
ドカ〜ン
3 2 1 0 ドカ〜ン
ハッカイ サゴジョウ
制作 プロデューサー 作画と美術監督 資料 音響 編集 撮影
現場の責任者と文芸 作曲家 現像所と録音スタジオ 第5スタジオの近くにあった
チーフディレクター 放送局 悟空の大冒険
第1話 悟空誕生 1967年1月7日 脚本 鈴木 良武  演出 出崎 統
むかしむかーし。シナ大陸はゴウライ国の果華山に、一匹の石猿が生まれた。孫悟空である。
悟空は生まれついての暴れん坊。暴れついでにゴウライ国の城を乗っ取ろうと思いついた。

2話 キント雲はいただき 1967年1月14日 脚本:鈴木良武 演出:西牧秀雄
念願のゴウライ国の王様となった悟空は、天帝の招きで天上界に行くがここでも大暴れ。一度は天上界軍と戦って捕まえられるが逃亡。しかしお釈迦さまに捕らえられ、天界を騒がせた罰として岩の中に閉じ込められてしまう。

3話 坊さんナンバーワン 1967年1月21日 脚本:鈴木良武 演出:波多正美
五行山に閉じ込められた悟空を救ったのは天竺までありがたい経文を取りに行く途中の三蔵法師だった。しかし岩山から助け出された途端に悟空は逃げ出してしまう。だが三蔵法師が魔物に襲われているのを見て、放ってはおけずに引き返してくる。

4話 宝の地図はペケペケ 1967年1月28日 演出:出崎統
悟空と三蔵の旅にキント雲号という名のスポーツカーを乗り回す豚の化け物、
八戒と宝捜しが生きがいの沙悟浄が加わることになる。沙悟浄の持っていた宝の地図を巡る
トラブルに巻き込まれた悟空だが、掘り出した宝が古代の石で出来た通貨だとわかって--。

5話 雨に唄えば 1967年2月4日 演出:西牧秀雄
カンカラ国は名前の通り、灼熱の国で何もかもがカラカラに乾いていた。悟空たちはようやくみつけた泉に飛びこむのだが、その途端に水泥棒と言われ逮捕されてしまう。この旱魃はじつはカンカラ大臣がカミナリ大臣と組んで、共に水を売って儲けようという悪巧みの結果だった。

6話 銀糸仙人 1967年2月11日 演出:出崎統
銀糸仙人という名の吸血鬼が住む森を通ることになった三蔵一行。悟空が偵察に出ている間に、三蔵たちは銀糸仙人に捕らえられてしまう。仙人は悟空、八戒、沙悟浄を三人の息子に与え、自分は三蔵の血を吸おうとするのだが・・・。

7話 ゴミまで愛して 1967年2月18日 演出:波多正美
悟空たちが通りかかった薄汚い村は、名前だけは花咲き村という美しい村だった。じつはこの村は、美しいものを憎むサンショウウオの化け物によって醜く変えられてしまったのだった。

8話 博士は何にシビレたか 1967年2月25日 脚本:山中恒 演出:西牧秀雄
気違い科学者、ドッカンコ博士の爆弾実験場にまぎれこんだ悟空たち。三蔵を産業スパイと思い捕まえる博士、助け出そうとする悟空たち。苦戦を強いられるが博士の最後の手段の爆弾の失敗によって…。

9話 おかしな?おかしな? 1967年3月 4日 演出:波多正美
三蔵がギルドに捕らわれたのでそれを追う悟空たちが地球を駆け巡って……目を覚ました八戒。

10話 ハートでいただき 1967年 3月11日 脚本:佐野美津男 演出:波多正美
悟空 VS 気違い科学者プランクトンの戦い。プランクトンは悟空たちをスパイと思い、美人のミクロンを差し向け八戒と三蔵はデレデレになってしまうが、悟空は……

11話 どっちもどっち 1967年3月18日 脚本:菅野昭彦 演出:西牧秀雄
新旧の対立している町にやってきた悟空一行は、両陣営の町長選挙騒ぎにまきこまれてしまう。悟空たちの一票で決まるというその争いは次第にエスカレートしていき…。

12話 ぼくはコブコブよ 1967月3月25日 脚本:佐野美津男 演出:出崎統
山の沼に住むコブコブ大王と戦う悟空一行。沼の水を自由自在に扱い、イナズマにも平気な敵はなかなか手強かったが、破れかぶれで振った悟空のキンソウ棒のおかげで…

13話 王様はユーレイ 1967年4月1 日 脚本:山元護久 演出:波多正美
フリテン国の王子暗殺の陰謀に巻き込まれる悟空一行。どうやらこれにも世界悪党連盟のプランクトンが関係しているが、化け物もからんでいたため…

14話 ガジババと40人の盗賊 1967年4月8日 脚本:佐野美津男 演出:出崎統
袈裟研究の第一人者オケサ坊主にしつこくつきまとわれた三蔵は大きな金庫に隠れるが、火事場泥棒で有名なガジババと40人の盗賊に金庫ごと運び去られてしまう…

15話 あけてびっくり 1967年4月15日 脚本:柳沢類寿・伊地知道明 演出:北野英明
美人国の女の子ミミに同情した悟空は、骸骨城の化け物を退治し、金の棺桶にはいった爆弾を取り戻してやるが、実は悪いのは美人国の方だった。お化けに実状を聴かされて驚く竜子の上やがて爆弾が雨アラレとふりそそいでくる…。

16話 59作戦 1967年4月22日 脚本:山中恒 演出:高橋良輔
オモチャ好きの国王はテレビの中から悪の科学者プランクトンを呼び寄せ、悟空達を迎え撃つ。一度は敗れた悟空だったが、木馬にかくれて城に潜入。計画通りに城を乗っ取るが、とつぜん城壁を崩してプランクトンの怪物が現れる…

17話 奥様は妖怪 1967年4月29日 脚本:佐野美津男 演出:西牧秀雄
生物を人間に変えてしまう女妖怪のために八戒、沙悟浄、三蔵は次々と人形にされてしまう。偵察に出ていた悟空は竜子の急報をうけ、妖怪の本拠地である山上の遊園地にむかうが…。

18話 ベロリベロベロ 1967/5/6 脚本:佐野美津男 演出:彦根範夫
三蔵一行がでかけた闘技場に老婆が現われ、牛をいじめないように訴える。が、誰一人として彼女の言葉を聴こうとしない。老婆は殺された牛の舌を集めてベロリベロベロとい化け物を呼び出す。

19話 われらガードマン 1967/5/13 脚本:菅野昭彦 演出:北野英明
モグラの親分に狙われているマンドリン姫を守るために彼女のボディガードを選ぶコンテストが催された。悟空はさっそく出場してボディガードになるが…

20話 荒野の妖怪 1967/5/20 演出:出崎統
荒野の町にやってきた悟空一行は、通りがかった保安官に言われるままに丘の上の一軒家に泊った。が、それは賞金稼ぎのマカロニィの罠だった。

21話 プイプイ教の大魔神 1967/5/27 脚本:山元護久 演出:月岡貞夫
三蔵一行はある国の港で漁をしたが、三蔵が猛毒をもった海草を食べてしまった。そして毒のために、三蔵の命はあと一時間だけだという。

22話 ドラゴンの牙 1967/6/3 演出:波多正美
牙の形をした岩が悟空たちを襲う。妖怪連合の煽動作戦に、竜子が救援に駆けつける。

23話 バラモンの足 1967/6/10 脚本:北野英明 演出:北野英明
巨大な足が突然空から三蔵たちを踏み潰そうとする。足の正体は大ムカデだった。

24話 ヘラクレスの手 1967/6/17 脚本:勝井千賀雄 演出:勝井千賀雄
巨大な手が!? ケンカして、三蔵たちと一度は絶交した悟空だが、妖怪連合の意図に気付き囚の三蔵救出に向かう。

25話 ハネ一族 1967/6/24 演出:高橋良輔
蟻の大群に襲われて風車小屋に逃げ込んだ悟空たちを待っていたのは、ハネ一族のオババの恐ろしい罠だった。

26話 メデュウスの髪の毛 1967/7/1 演出:片岡忠三
最も残忍といわれる第五の妖怪「メデュウスの髪の毛」はその髪を使って悟空たちを苦しめるのだが、弱点は意外にも巨大な壷にあった。

27話 第六の妖怪ハリケーン 1967/7/8 脚本:平田敏夫 演出:平田敏夫
深い霧の中、第六の妖怪ハリケーンのもつ巨大な眼に誘導させられ悟空も術を封じられる。竜子の助けで牢を脱出する悟空。ハリケーンの弱点は眼だった。

28話 妖怪連合の最後 1967/7/15 脚本:西牧秀雄 演出:西牧秀雄
敗れた六大妖怪の合体、大妖怪は圧倒的に強く、三蔵たちは妖怪大王に捕らわれ悟空も危機一髪。だが、釈迦の助けで大妖怪も倒し、妖怪大王さえも…。

29話 つらら大王 1967/7/22 演出:出崎統
雪山に踏み入った悟空一行は厳しい吹雪に襲われた。ホテルにたどりついた彼らをまっていたのは、つらら大王の手下となのるのっぺらぼうの罠だった。たちまち悟空は氷づけにされ、三蔵たちはさらわれてしまう。

30話 ガツガツムシャムシャ 1967/7/29 脚本:菅野昭彦 演出:平田敏夫
妖怪ガツガツ大王とムシャムシャ女王に国を奪われたその国の王子と王女は馬車を襲う強盗に身をやつしていた。同情した悟空たち一行は、妖怪を退治するため城へと向かう。

31話 かげろうの谷 1967/8/5 演出:北野英明
深い霧の中を進む悟空たちは、山の中にある平和で穏やかな村を発見する。歓迎されて、その村に泊まることにした悟空たちを、その夜、怪物が襲った。この平和な村はその怪物が作り出した幻だったのだ。

32話 火輪童子 1967/8/12 演出:西牧秀雄
雨に足止めされた三蔵は、大きな木の祠の中で雨宿りをする。ジッとしているのが苦手な悟空は竜子と共に偵察に出る。ふたりは山の中にある仙術学校を発見。悟空はさっそく校長の仙人に勝負を挑むのだが・・・。

33話 おいらゴーケツだい 1967/8/19 脚本:平田敏夫 演出:波多正美
さらわれた八戒を救出するため大暴れした悟空を見て、その見事な暴れぶりに感心した誘拐犯、ギダーラ大臣から、この国の沼に巣くう化け物を是非退治してくれと頼まれる。

34話 人喰いジャングル 1967/8/26 演出:波多正美
天竺への近道である山を越えるには、そのジャングルを抜けなければならなかった。けれどジャングルの中には三匹の化け物が潜んでいた。青獅子、白象、ワシの三匹だ。彼等は偉い坊主を食べれば長生きできると信じていた。

35話 霊感大王 1967/9/2 演出:出崎統
通天川という大きな川にさしかかった三蔵たちは、小舟に乗った船頭に頼んで川向こうへ渡してもらおうとする。しかし三蔵はその船頭に連れ去られてしまった。慌てて後を追った悟空は川を支配する大王の隠れ家に潜入する。

36話 おなかのなかのなか 1967/9/9 演出:彦根範夫
天竺目指して川を上ってゆく三蔵たちにタニシの化け物が襲いかかる。悟空が懲らしめるとタニシは「自分は悪くない。腹の中にいる奴が悪いのだ」と訴える。そこでタニシの腹の中に入ってみると、クマがいて、クマは「俺の腹の中にいる奴が悪い」と言い出して--。

37話 カボチャの化け物 呪われた王様 1967/9/16
三蔵と八戒、それに沙悟浄はあまりの暑さにたえかねて滝の水を飲んだ。ところが村人によればその滝はかぼちゃ滝といい、滝の水を飲んだ者はかぼちゃになってしまうという。しかもそれを治せる医者は大金を払わないと治してくれないというが…。

38話 金角・銀角 1967/9/23 演出:片岡忠三
レンゲ洞に住む金角、銀角は年に一度の満月の夜、村の娘をいけにえとして食べていた。今年は村長の娘ミンミンが選ばれたが、たまたま村のホテルに泊まっていた悟空が同情して化け物退治に乗り出した。

39話 あれが天竺の灯だ 1967/9/30 演出:平田敏夫
三蔵一行は天竺への旅をつづけていた。そんなとき一行は旅の老人を助ける。老人もまた天竺へ行く途中だという。やがて分かれ道にきたとき老人が天竺は荒れた道の方向にあると主張したが、悟空達は花の咲き乱れる道をとった。だがその道は悪人の罠だった。

スタッフ・キャスト


原作:手塚治虫

プロデューサー    川畑栄一

Aプロデューサー   富岡 厚司

チーフ・ディレクター 杉井 儀三郎

演出・脚本      北野 英明   勝井 千賀雄   平田 敏夫   西牧 秀雄

演出・文芸      鈴木良武

脚本  山中 恒  佐野 美津男  菅野 昭彦  山元 護久  柳沢 類寿  伊地知 道明

演出  出ア 統  波多 正美  高橋 良輔  彦根 範夫  月岡 貞夫  片岡 忠三

作画監督     山本 繁     出崎 統

美術監督     藤本 四郎     松本 強

撮影監督     土屋 旭       山浦 栄二

編集        松浦 典良

資料        三上 康雄

音響監督     鈴木芳男

録音、効果    アオイスタジオ

音楽        宇野誠一郎

制作協力     アートフレッシュ      フジテレビ

声の出演:

悟空   右手 和子    竜子   増山 江威子   三蔵 野沢 那智

沙悟浄  愛川欽也    八戒   滝口 順平      お釈迦さま 近石 真介 



提供 明治製菓

主題歌

「悟空の大冒険マーチ」 作詞 吉岡治   作曲 宇野誠一郎  歌 ヤングフレッシュ

「悟空がすきすき」    作詞 吉岡治   作曲 宇野誠一郎  歌 ヤングフレッシュ

「悟空音頭」        作詞 井上ひさし 作曲 宇野誠一郎  歌 中山千夏、ヤングフレッシュ 

最近メグミルクのCMに、「悟空の大冒険」の曲が使われていますね。
悟空の大冒険は(株)虫プロダクションの第5スタジオで、制作されました。
第5スタジオ
もと幼稚園 虫プロからは線路の反対側北に位置して商業高校の西、練馬区富士見台3丁目14−3似合った。始めは波多さんが、ワンダースリーの頃外注として虫プロの近くのアパートから引っ越して1部分を借りて使用していた。この頃マージャンが、はやり始めて、私も波多さんなどと一緒に覚えはじめでよく5スタでやった。ちば てつやさんの少女漫画や、手塚先生の昔の漫画のスクラップを波多さんに見せていただいたのも、この頃であった、ちば先生の漫画に感動してユキの太陽が載っている雑誌を買ったりもした。悟空の大冒険で虫プロが借りる事になり、展覧会の絵も5スタで制作された
、南から10mぐらい入ったところに幼稚園らしい校庭があっておくに建物があった。入り口の左に大家宅があって、そこに動画のMさんが同居していた、関係は知らなかったが、小鳥を飼っていて、鳥かごを持って、2スタへ通っていたのが、可愛くてよく覚えている、おぬしの奥さんになった人であった。伝記では手塚治虫が展覧会の絵の頃自転車で通って怪我をしたように書かれているが、社長室時代雑誌の編集者たちの目を盗み、5スタへお送りした事を覚えている、虫プロの末期に火事で焼けてしまい、今では何も残っていない。
エンディング
エンディングは毎回スタッフ名が変わるので悟空が歩いているところの絵にセルに白文字でスタッフの名前を、ハイコントラストフィルムで撮影現像したネガフィルムを毎回重ねて現像しました。虫プロの作品では、ほとんどの作品で、行われました。
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