ミクロイド Z
企画 手塚プロダクション
 キャラクター集
西崎問題で今までの手塚作品の版権が全て使用出来なくなってしまった。
手塚治虫からエンゼルの丘とキャプテンケンの制作許可を頂いていたが
それも出来なくなってしまった、新たに新作を考えたがそれがこの
ミクロイドZであった。営業未経験で売り込むことも出来ず手塚プロの映画部は閉鎖した。
後に 東映動画でミクロイドSとして放映されていた事は
このホームページで資料を調べていて、初めて知った。
ミクロイドは小さい ミクロでZは最終の意味であったが
スポンサーセイコーの関係からミクロイドSになったらしい。

 余談であるが 今は昔 昭和27年頃 NHKのラジオ放送劇で、「ヤンボーニンボートンボー」という白い猿の兄弟が親と死に別れて力を合わせながら旅をするという放送劇があったが
声が
ヤンボー(里見京子)、ニンボー(横山道代)、トンボー(黒柳徹子)であったと記憶している。

 このミクロイドの話を聞いて、なぜか「ヤンボーニンボートンボー」のことを思い出したのは、主人公がトンボだったからか。

他にも「紅孔雀」「オテナの塔」「一丁目一番地」 「赤胴鈴之助」」「笛吹き童子」「三つの歌」なんていうのも良く聞いていた思い出があるが、それらは空想力を描き立てるのには十分すぎるほど、この頃の子達には夢があった時代であったように思われる。
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